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京都迎賓館(その2)

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「聚楽の間」
障子の前に置かれた和風の柔らかな照明の前を進むと、最初は聚楽の間からです。
聚楽の間は、ロビーとして位置づけされる空間です。
晩餐会や大臣会合などが行われる際に、随行員の待合とするなど多目的に利用されます。
飾り台の上に、人間国宝の 故早川尚古齋作 花籃 が置かれています。
京都迎賓館の床は、靴で歩いても傷がつかないように特殊な加工がしてあります。 そして、どの部屋からも お庭が見られるのが自慢です。

「夕映の間」
大臣会合のどの会議や立礼式のお茶のおもてなし、晩餐会の待合としても使用されています。
東西の壁画は、綴織りの技法を用いて制作された織物で、それぞれ 縦2.3M、横8.6Mです。
東側の作品は、京都の東にそびえる比叡山を月が照らす様を描いた 「比叡月映」、西側の作品は、京都の西に連なる愛宕山に夕日が沈む様を描いた 「愛宕夕映」です。

「藤の間」
京都迎賓館で最も大きな部屋で、洋食の晩餐会や歓迎式典の会場として使用されています。
壁面装飾は日本の花々39種類の花を描いた麗花。
日本画家の鹿見喜陌氏の下絵を基に綴織の技法を用いて制作された織物で、縦3.1M、横16.6Mです。
右端には春の桜、真ん中の赤い花は 冬のぼたん、そして一番目立つのは初夏の美しい藤。
花言葉の “歓迎・たんれい”ということば から部屋の名前になったそうです。
この間では、横型にテーブルを並べた宮中晩餐会方式でおよそ60名、円卓に並べた場合にはおよそ120名の会食が可能です。  藤の間の舞台では、舞・能や琴の演奏、雅楽などが披露され、扉が閉まると截金細工の幅8㍍を超す「響流光韻」が現れます。

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