伊豆稲取温泉で毎年1月下旬~3月末に開催される「雛のつるし飾りまつり」に行ってきました。
http://www.inatorionsen.or.jp/hina_sp/
静岡県賀茂郡東伊豆町の稲取地区に伝わる「雛のつるし飾り」は、娘の健やかな成長や良縁を願い、雛まつりには母親や祖母が「つるし飾り」を手作りして飾るという江戸時代から伝わる風習です。
桃の節句には、布の切れ端を縫い合わせて作った人形を竹ひごの輪から下がる赤い糸に縫いつけ、雛段飾りの両端へ吊るします。輪に下げる糸の本数や、糸に縫い付ける人形の個数は自由ですが、その数を「奇数」にするという決まりがあるそうです。
この稲取独特の雛飾りは全国でも珍しい風習で、福岡県柳川の「さげもん」と山形県酒田の「傘福」とともに「日本三大つるし飾り」のひとつとして知られています。
生憎、河津桜の桜は終わりかけており残念でした。